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2018年1月25日木曜日

学生のクラウドファンディングに支援したら面白かった話

大学の非常勤ってことで授業することでお金もらっている立場なんだけど、僕自身学生達の意見をフィードバックしてもらったりしてメリットも多いので、基本的に貰った報酬は学生の為に全てを使ってる。仕事に関するアンケート応えてもらったりしてるしね。

特に僕自身が赤字を出す(身銭を切ることは)ことはないので、このお金の使い方は無責任で面白い。(本業じゃないから、この収入にしがみつくのもどうかなって思う点もあるし…ね。)

そん中で今年度は学生が行ってたクラウドファンディングに支援してみた。
友人が教える大学の生徒さんだったのだけど「研究の中でもう少し自由に使える資金があれば…」というのをFacebookのその友人のシェアを通じて見かけたのがプロジェクトとの出会い。これが学生のプロジェクトへの支援のキッカケとなりました。

実際に支援をするまで

以前から一般的なクラウドファンディング自体はちょこちょこと参加してたんだけど、知り合いのプロジェクトだったり、最新プロダクトの先行発売みたいなものだったり。
ある程度背景が見えていて、リターンも分かりやすいモノが多かった。

だけど、このFacebookのTLに流れてきたプロジェクトはちょっぴり毛色が違う。

使用目的は学生の研究資金というモノだったし、リターンも特に無くて支援者側のメリットは薄い。というか全く無いの。
支援で集まった資金の報告義務も無いので、支援者側の発言権があるわけでもない。完全な善意というか、支援するなら支援者側の自己満足案件。

でも、プロジェクトを立ち上げてる学生側は真面目で、研究目的やそのテーマを扱うことに至る経緯や、プロジェクトに対する思いなども簡潔にしっかりと綴ってる。
学生の研究ってことでゴールする約束も無いんだけど、会ったことも無い相手ながらとても信頼出来るなって思ったのと、何より研究テーマにものすごく共感出来たこともあって支援を決めた。

で、ここからは全てのクラウドファンディングと同じなんだけど、そのプロジェクトが登録しているサービスへのアカウント登録が面倒くさいのね。お金払うだけなんだから、ユーザー登録とか要らないよねっていつも思う。どうにかならないのかな?(もしくは、サービス乱立させないでくれ!って思う)

結局1万円弱を支援しました。
1口が中途半端な金額だったから、1万に近い金額分ポチポチと…。これも面倒だったな。はじめから「10口支援」とか選んでワンクリックで済めば良いのにね。

さて、それでプロジェクトが進むと思いきや問題発生。
仕方のないことなんだけど、学生側の環境に変化があって延期となってしまいました。なので、まだ現在続いている案件。もともと何か明確なリターンを狙っているわけではないから、怒る人も居なかったと思うけど、このあたりが今回の楽しかったハプニングでもある。

経験を通して感じたこととか

今回のことで一番楽しかったのは「見返りを求めない」って部分でありながら、多くの経験を体験させてもらったことかなって思う。
知らない人を応援するって行為は新鮮だった。それも接点が無いからこそドライな関係でしょ。たぶん近くに居る相手だったら口出ししたくなったと思う。だから全く期待しない(悪い意味では無いんだけど)ことで、今までに無い新しい関係が生み出された訳ですよ。スタバの言う「サードプレイス」じゃないけど、家族や仕事相手、遊び相手や同級生みたいなのと全く異なる新しい人間関係。

未だにこの関係を的確に示す言葉が思いつかないんだけど。会ったこと無いけど知り合いみたいな。何かで評価されるのを見ると、ちょっと親気分というか、相手からしたら「メンドクセ」って思うかもしれないけど、互いに勝手な感情が持てるのも良いよ。

なんかさ、若手のアート作品とかでも面白いモノに出会ったら無条件で投資したくなったりする様になったのよ。作品を買うってことも選択肢だけど『まだまだ作品自体は未熟だから、この延長線上にある未来の新作を見たいって気持ちとしての「支援」』みたいな。

こういうのカジュアルに出来る様になると良いよね。

話は脱線したけど、、、
僕が仕事してる間に、興味ある研究なりプロジェクトを進めてくれる人が居て、そこに関われてるって感覚だけで刺激もらえるなって。それが1万の使い方としては、とても有効だと思ってるし楽しい。

支援するってなんだろう?

限られた「生きる」時間の中で、より多くの経験を得る手段として、このスタイルはありだと思ってる。

最近は、誰かに支援するって面白いなって思ってきた。

普段の仕事でもプロジェクトに学生が混じっていることも出てきたし、プロジェクトリーダーが年下なんて当たり前。
結局立場や役職に年齢や経歴は関係ないのよね。経験の濃い薄いも、そのあたりじゃ測れないようになってきた。経営もクリエイティブもセンスです。

一度クリエイティブを離れた人間なんだけど、またクリエイティブに戻ってて、その立場から言うならば…。
自分より良いクリエイターを見つけたら、自分はそのクリエイターの活躍する場をつくることが仕事だと思っていて、そうしてディレクターやプロジェクトマネージャー、プランナーの立場で仕事をしてきたんだけど、そういう視点でも「クラウドファンディング」は同じ役割を持てるんじゃないかなって思う。

更に相手が、今の自分と全く異なる立場の「学生」って面白いよ。
プロジェクトがそこを繋いでいるというのも良い。

で、その学生に色々聞いてみた。

全く知らない人から支援されることの抵抗とか無かった?とか。

やっぱり戸惑いはあったみたいだけど、その点は若さ故の適応力の強さ。その状況を直ぐに対応してること。「自分のプロジェクトをどこで知ったの?」って思いつつも、「この人達は自分に賛同してくれてるんだ」と素直に受け入れられたみたい。

バイトでも必要な資金を得られるのでは?って質問に対しては、「金額に関わらず、使う際に『プロジェクトを成功させたい』というモチベーションが上がる」とのこと。これ使う経験としても貴重な経験なんじゃないかな?
「会社の経費は使えるだけ使ったもん勝ち」みたいな会社員も少なくないし。笑
経営者視点としては、こういう経験をしている若手を雇いたいよね。

「同じお金であっても想いが加わったお金だからこそ、他のお金とは異なる」って話が印象的でしたわ。最近、西野さんがやってる「レターポット」の話に繋がるかもしれないなって思った。貨幣価値みたいな部分。

来年度から本格的にやってみようと思う。

幸いに来年度も学校の授業持てるみたいなので。笑
より積極的に学生のクラウドファンディングを探しながら「これは!」と思う人へ積極的に支援して行こうと思ってる。

今回の学生と同じ意見なんだけれども、たぶんこれからもっと学生のクラウドファンディング活用は増えてくるよね。実際にはまだまだ知名度の低い「クラウドファンディング」だけれども、主だった宣伝はSNSになるだろうから、TwitterやFacebook辺りをメインに掘っていこうかなと。

ビットコインのマイニングよりも絶対楽しいと思う。












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