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20160627

Facebookが終わりを迎える日

これといって次に思い浮かぶSNSが無いのも事実。greeもmixiも遠ざかって久しい。
instagramは情報交換の場だよね。twitterは使ってる人の偏りも感じる。便利という視点では、facebook メッセージとLINEか。Snapchatは仲良しのコミュニケーションツールかな。

mixiやgreeはメッセージ機能が便利で一気に広まったと思う。使い勝手としては「名刺ファイル」と「メッセージ」が一体化していて、名刺を検索したらそのままメッセージ打てるというツールが現れたのが、日本だと2003年頃だったかな。
更には「グループ」で情報やファイルを共有し、タスクを共有したりメモを残せる。メーリングリストの進化版という感じ。

メッセージを読んでからの「グループ」への動線も良いから連携がしやすい。メーリングリストだと、グループページへの一手間が加わっちゃうよね。


名刺ファイリング、メアドの入力を省き、近況も教えてくれるSNS

名刺交換して、ファイリングして、必要に応じて探して、メアドを打って連絡を取る。この手間を一気に省いた「SNS」の存在はビジネスの不満を一気に解消した。

ただ、民間サービスを利用する限り、そのツールに依存しすぎるのも恐い話で、見方を帰ればサービスに情報を全て人質にされているとも言える。もちろん信用問題として、サービス側もそれを望まないとは思うけど、無くなってしまったらどうしようもない。

mixiとgreeを例に出したけれど、Facebookも浸透していく中で使い方や便利だと思うポイントは同じだろう。ついでにスマートフォンの出現もFacebookの浸透に一役買った。

LINEもメールと同じ使い方が出来る。電話番号から連携できる強みは、初期の導入部分の追加の手間や煩わしさから開放した。スタンプの存在がSNSに抵抗のあった人のハードルを下げたのもある。メッセージメインだし「誰かと繋がる」という部分に特化した強みがLINEの特徴でもあるって言えると思う。


Facebookの圧倒的な強みはエントリー投稿にタイトルが要らないこと。

ブログとFacebookの違いは別で書いたけれど、多くのSNSのメッセージにある使いやすさは「タイトルが省ける」ということだと思う。
ブログもメールも、タイトルが面倒だったりする。実際ここに書き記しながら「タイトルは何にしよう」と毎回悩む。

登録、検索、連絡と、色々な「省略」がSNSのメリットと思う。これらは全て「実際に繋がりがある」人に絡む恩恵だったりもするけれども。
(「あの人に会いたい!」という出会いの入口にもなっているのもFacebookのメリットもあるけれど、実感値として経験が少ないから今は書けない。)

Facebookの出来た経緯を知れば分かりやすいけど、「アクションを起こす相手のパーソナリティーを知りたい」という面では、とても便利なツールだと思う。そこは揺るがないけれど、意見の発信と広がりという面では伝播力の弱さが残る。
Facebookは望んでいないだろうけれど、ユーザーのモチベーション(使い方)にズレが出てきていると思う。

ビジネスツールや恋愛ツールとして「会う前にチェックしよう」というツールでは無く、『閉じた場のブログ』へと、使い方を変えて利用する人たちも見える。
文化もあるのか、国民性があるのか、他国の状況は見えにくい。ただ、ユーザーが広がることで、そうなりうるのは想像出来る。SNSに掲載してあるパーソナリティを利用出来るビジネスや恋愛に関係の無い人たちの増加が原因だ。


SNSで繋がることで、知らなくて良いことまでもプッシュされてしまうこと

近い人間の主義主張は求めない人たちも少なくはない。発信したい側の気持ちと、受け手側の気持ちのズレがそこに感じる。

「人生楽しいー!うぇーい!」で良いはずの場が、難しい話の場になりつつある。タイミングによって、ちょっと話しかけづらかったりと。
「政治、宗教、野球の話はするな」とタブー3テーマで言われるけれど、それを突きつけられるのも心地よく無い時がある。その人と付き合う上で、不必要な情報と思う時もあるからだ。

友達と付き合う時「こいつ面白いな!」って思うのって、先に上げたタブー3テーマとは関係ない事が多いでしょ?むしろそれらを先に主張されてから仲良しになるって、あまり無さそうだけれども。

そういうのが見えやすく、突きつけられてしまう。無意識にしてしまうのが、SNSなんだよと感じる。(このブログもTwitterと連携してたりするから、タイムラインに出てくるものの、タイトルに気遣いをすれば、気を悪くせずにスルーしてくれるのでは?と、半ば都合よく願う。)

これだけビジネスに便利な「SNS」から人が離れていくとするなら、この部分も原因になるだろう。SNSは嫌いだけれどメッセージは「ビジネスに便利」という葛藤に既に悩んでいる人たちも既に生まれている。


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