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2014年11月5日水曜日

住みやすさと、外からの思い

たまたま「地方の駅舎が魅力の無い建物に変わっている」というブログがタイムラインに流れてきたので、シェアしたのだけど、この問題は複数の課題があるなと思う。
古い建物は景色に馴染み、雰囲気もあるし景色として素敵だ。しかし、冬は寒く、トイレなども使いにくい場合が多い。一方で、建て替えられた建物は魅力が無く、モノによっては物置の様。ただし、無駄な段差などは無く、トイレも綺麗になっているかもしれない。(個人的にトイレ重要。笑)
毎日使う側にとっては、見た目よりも使いやすさだったりする。外野の声は外野でしか無いのだろうと思う。
だって、そこで日々生活する人が求める物を、拒否する権利は全くないのだから。
10年以上前にCETエリアに出会った時、とても魅力的な建物に多く出会った。ちょうど六本木ヒルズが建った年に、開発の波から取り残された昭和の建築物は、とても手が込んでいて素敵なモノが多かった。
でも、オーナーはどこか恥ずかしそうだった。時代遅れとしか思っていないのだろう。初めはそうした物件を紹介せず、2000年当時のワンルームマンションの様な部屋ばかりに連れて行かれた。『この街にもこんな部屋もちゃんとあるんだぞ』と言わんばかりに。
結局、少しずつ「僕らの好きなモノ」を伝え、理解してもらい、多くの物件に出会えた。今も残っているモノ、この10数年の間に取り壊されたモノ、いろいろある。
コスガビルが取り壊される時、色々と騒いだこともあるのだけれど、それを持つ会社の経営まで口を出せないことを知ることで何も言えなくなった。
少し納得したのは『今、あなたが守りたいと言っている建物も当時は最新のモノ。未来により良い建物が生まれることを期待することが大切』という言葉をアフタヌーンソサエティの清水さんからもらった時。
歴史的な建築物であろうが、雰囲気のある建築物であろうが、外野と当事者とのギャップは大きく感じる。

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