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20160703

3年前に、新しい生き方や働き方が必要だと感じた #仕事をつくるを考える

3年前くらいにFacebookで『「仕事をつくる」を考える』として、いくつかコラムっぽいのを書いていたのを発見したので、そのままfbに眠らせても仕方ないので、この機会にサルベージしてみる。

やっぱりFacebookは閉じた場所なので、そこに記録したものはfbが動かないかぎり眠ったままのデータになるよね。勿体無いな。

その当時の考えと少し変わってることもあるから、今のタイミングで気になる部分は書き換えましょう。


学生時代アルバイトとしてウチで働いてくれたスタッフの話


海外から日本にやってきて、今はひとりで生活しながら働いている。しかもやりたい仕事を見つけて、就いているのだから凄い。

彼女はアニメが好きで日本の専門学校へ留学し、そこで学んだ上で就職活動をして就職をした。日本に来る前は自国でデザインの大学を出ている。かなり優秀。ポートフォリオを見せてもらったけど、アニメ好きの要素に加え、グラフィックデザインも整っていて、とても良かった。

クリエイティブ系の仕事だから、休みがつぶれる事もあるし、夜も遅くなるけれど、「今が楽しいし、幸せです」と笑顔で語る。20代の女の子。

言葉の壁は低くは無かった。でも、この時来日4年目という彼女の日本語は、日常会話に不自由は無かった。ウチでアルバイトをしてくれている時も、丁寧に解説すれば理解できるし、メールでは全く違和感なかった。


そんな彼女の日本語学習は驚くことに独学。


自国に居る頃から、アニメやマンガで日本語を学んだと言う。ラジオドラマも良い教材になったらしい。好きだからこそ、それを活かした学び方だと思う。
今では「スマホゲームも日本語の勉強になる」と笑いながらスマホを見せる。

見事に趣味と実益を兼ねた見本だけれど、好きだからこその一直線で、ここまで結果を出しながら、日常を送っている彼女はとても頼もしい。
「いずれは母国へ帰ると思う」と言うものの、もうしばらくは日本で仕事をしたいと目を輝かしていた。


東京の物価は母国の約四倍。


そんな国でおくる日常生活は案外日本の若者と同じスタイルで、街にあるショップで試着したり、現物を見てサイズを確かめてから、ネットで購入するという。
今の若者感というか、この時代の文化的なツボをおさえているのは妙に関心してしまった。郷に入れば郷に従え、か。


自分には海外で仕事を得る自信があるか?


彼女を自分に置き換えて想像してみると、かなりの不安ばかり。
「海外で仕事するって大変じゃない?」の問いかけには、「全然大丈夫ですよー」と、全く根拠は無さそうだけれど自信を感じた。実際にそれをやっているのだから、その言葉に嘘はないのだろう。

実は海外で活躍する友人に聞いたことがある。僕が海外で生きていけるだろうか?の問に対して帰ってきたのは…「大丈夫じゃない?何かしら生きていく術を見つけると思うよ」と。
確かにそうなのだ。どの場所で生きていくとしても、なんらかの生きる術を探すのだから、それがどの場所だからどうこう異なるという訳じゃない。もちろん言葉や文化のハードルはあれど、それが見えやすいだけで、ハードルの数はどの場所でも同じなのかもしれない。

取り組む前に怯えてはいけない。というより、見えない事に怯える行為は、むしろ勿体無い思考なのかもしれない。不安はあっても、まずは自分の欲求に対して正直に行動すること。どんなことでも「知らないこと」へ飛び込む瞬間は不安が生まれるのだ。

ウチの元アルバイトが就職して、『自分が「楽しい」と思うことをする』ことの大切さを教えてくれた。

#仕事をつくるを考える

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