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20160629

ネットの分断でリアル世界でも孤立する日がくるか

ネット分断の時代へ。リンク先はサービス毎の他サービス排除の話だけれども、使う側は横断して使うというより、個々のサービスを利用して、そこで行われるコミュニケーションの内容に重きを於いている。だからあまり面倒な仕組みを組まれると、使いにくいだけでプラットフォームになりえないのでは?癖が出てきたら、これが衰退の一歩かもしれない。

ビジネス面では囲い込もうとしたり、他サービスを宣伝する様な行為は避けたいのもわかるけれど、悪い方向へ進むのはユーザーも望んでいない。

ユーザー側の意識としても、ネットは世界中に繋がっているというよりも、個々をつなぐツールという認識になってきているよね。
使い方や扱いに関しても、プライベート性が高かい内容だったりが飛び交う。そこに鍵がかかってなくても。ちょっと危険ではあるけど、使ってる本人達は電話が盗聴されてる気分なんだろうな。

でもその認識のユーザー達が「これとあれのサービスが相性悪いから」とか考えて使うとは思えないんだよね。無意識に目的に合った便利なツールを使い出す。


オープンの思想からクローズドの現実へ

「オープン」「オープン」と言われ、なんでも可能にするインターネットへ夢見ていた初期の時代から、気づけば便利な道具として身近な存在になり「クローズド(閉じた場)」なコミュニケーションへと。ニーズはそういう方向もある。(サービスの分断を願っている訳じゃないけれど)

Facebookも閉じた場でのコミュニケーションでしかないのは書いたけれど、サービスの分断はそれに気づかない人たちにとっては、とても危険な動きでもあるのかもしれない。
Facebookという島から出られない呪縛。そこに陥らない様に、外に向けたコミュニケーションを意識すべきタイミングなのだろうね。

日本人は小さい秘密基地的な空間に安心するよね。開放感より閉鎖感の安定。既存のコミュニティもそういう面あるでしょ。そもそも多様な群れで過ごすのが苦手なのでは?もちろん孤立しては生きていけないのだけど。


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