人もそれぞれエネルギーを生み出している
街なかを歩く人を見ていると、それぞれが食事をしてエネルギーに変えて活動をしている。効率としてはとても悪い。栄養素を点滴の様に直接注入することが、効率としては最も良いだろうね。一時期そんな流れもあったよね。ニンニク注射が流行った頃、アッパー系の人たちの間で効率よくパワーチャージ出来る様な話は流れたし、実際にそんな人も多かった。いまだにサプリは需要がある面もあるけれど(需要層に変化もあるけど…)、そういった流れは落ち着いた感じありません?
食事って最高に贅沢な行為なんだよね。「今日は何を食べるか」「誰と食べるか」「いつ食べるか」「どこで食べるか」。
お金持ちの人ほど、それを楽しむ傾向が強まっている気がしている。ホリエモンも食に関しての拘りは、SNSでも見ることは出来るよね。食事を楽しもうとする積極的な気持ちが強く見えてくる。この面がとても人間らしく、生きることを楽しんでるのが見えて共感できる。
効率悪くてもわざわざ調理する。誰もが美味しいものを食べたいからね。
食材を時間かけて調理してそれを楽しむ行為って、効率的に考えてもとても贅沢な時間だと思う。それを楽しむことこそ人生最高の極み。というと言い過ぎかな。食に関しては、効率を追ってしまうことで失うモノもあるのでは無いだろうか。
子育ての番組で「食事は義務ではなく、楽しい行為なのだと理解すると子供は進んで食事をしますよ」と。ほんと、それが大切なことだと思う。でも食事を楽しい行為と分かっている大人はどれだけいるのだろう。簡単に済ませてない?
ファーストフードやインスタント食品を否定する訳ではなくて、何を食べるとしても、「誰と食べる」「楽しく食べる」で、まったく意味が変わってくると思う。
エネルギー源だからと、カロリーだけを見つつ摂取するよりも、誰か友達や家族、恋人と楽しく食べる食事は精神的にも特別な栄養になると思う。
食事の時間の過ごし方で、その人の価値観が見えるよ。
ひとりで食べる食事も「おしいいなぁ〜」ってしみじみ幸せ噛みしめながら楽しめたら、最高の時間だよね。気持ちの充電はストレスを減らすし、最上の休息時間でもあるよね。楽しくリラックスして摂る食事は栄養吸収も変わるのでは?って、料理家さんも言ってましたよ。
誰もが毎日必ず何かを食べる。
必ず必要な行為なのだからこそ、その時間・行為を楽しむだけで人生変わってくることもあるんじゃないかな?「いただきますー!」って言葉が気持よく言える食事って、とても素晴らしいと思う。