何か新しいこと始めようとしたりすると、既にやっている人に色々聞きたくなる。結果的に「効率の良さ」を無意識に狙っているのだけど、結局そこで正解にありつけることも無い。
というのも、そのアドバイスくれる人が意地悪なのではなくて、その人が最適と思っているアレコレが、誰にしも最適では無いってこと。
道具の整理の仕方や使う種類、揃える周辺グッツなどなどから、動き方や体制、指の動かし方ひとつまで、その人にあったカタチやスタイルがある。
もしくは、既に全てが効率化されたと思っているジャンルであっても、まだまだ未達のことがあったりで、何の疑いも無く飛び込んだ人が新しい手法を編み出したりする。そしてそれが新しいスタンダードに…なんて話はメジャージャンルにこそ多かったりする。
結果として、新しいことへの一歩としては、あまり多くのアドバイスを受けない方が良いこともあるなって。他人の流儀を間接的に押し付けられることで、面白さを見出しにくくなるってこともある。
もちろん間違った道具のあ使い方やマナーなど、色々気づいた瞬間に恥ずかしくなる体験もあると思うけど、それはそれ。それを通して学ぶものもあるよね。
笑い話にできれば楽しい思い出にもなる。
新しいこと初めて「わからない」「わからない」と無闇矢鱈に走り回るのは効率的に悪いのは分かるけど、一度やった失敗は二度としない。
経験が増えるほど、人は臆病になる原因でもあるのだけど、ある程度動き回ることで、発見が与えてくれる「衝撃」って、結構気持ちいいものだと思うんだよね。
20171201
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