たぶん今の学生の就活ってこんな感じだよね?でも出だしがおかしくないか?
就職って「募集」しているから受けるんじゃなくて、行きたいから門を叩くもんでしょ?それくらいの強い意思や気持ちが無ければ、仕事面白くないんじゃないかな?
もちろん、行きたい会社が募集していたら「ラッキー」ということだけど、そもそも提示された選択肢の中だけで自分の将来決められるものなの?違うでしょ。
世の中どれだけの仕事が存在していることか。そもそも法人になって無い場所もあるし、募集なんて掛けてない所も圧倒的に多いと思う。
だけど、それらを全て選択肢から捨ててることになるんだよ。
社会に出ると自分の人生に自分で責任を持つことになる。
もっと丁寧に自分の生き方を考えた方が良いんじゃないかな。乱暴すぎるよね。学校に居ると周りがそう動くから、それに気づいたら巻き込まれていて、リクルートスーツ買って、面接に望む。
本当にやりたい仕事なの?そもそも選択肢の中から「少しでもマシ」なものを選んだだけじゃないの?結局他人に薦められた仕事に就いたとしても、自分の人生の責任を取るのは自分なんだよ。選んだのは自分なんだしね。
こんな話すると「まぁまぁ、それは清水だから言えるんだよ」と言われることがある。僕が特殊とも思わないけれど、「学校出たら必ずどこかに就職せねばならない」って人も居るだろとは思う。ただ、皆が皆じゃないでしょ?
学校側としてみれば、親心として「優良な会社が募集している」とあれば、学生に勧めたくなる。研究室の教授などからは、学生の普段の態度や興味などから、適切な会社を示しているとは思う。
だけど、それを踏まえた上で、他の可能性をあたってみるってことは無いのかな?
面接は大好きな異性とのデートか告白かプロポーズか
よく「オヤジの戯言」的に、リクルートスーツは個性がない。量産型の就活生に何を見出すんだ。とか言うけど、僕もほぼ同じ意見。
例えばさ…、大好きな相手との初めてのデート、あなはどんな服を着ていく?
相手の好みを探って、それに合わせたコーディネートや、自分のお気に入りの洋服を着て行ったりするよね。髪色も髪型も、自分が一番素敵と思うスタイリングにするよね?
なのに、就活の時ってなぜそれをしないんだろう?
後れ毛だらけの着慣れぬリクルートスーツに疲れ果てた学生の姿を地下鉄で見ると、とても残念に思うし、清潔感のかけらも無いなって思う。
普段の自分が思う最高のスタイルで向かうことが、相手に対する経緯なんじゃないの?
色々と自分が置かれている状況に疑問を投げかけて良いと思うよ。「これが当たり前」と思うことほど、自分を見失っていることがあるはずだから。
他人の言うこと聞いて得したことは無い。もちろん僕の言葉も同じよ。
40歳になって、より強く思うよ。もっともっと自分の望む通りの生き方をすべきだと。最低限「選ぶ」のは自分なのだから、その選択には責任を持ち胸を張ることが大切。
他人に言われるがままの人生を歩んだからといって、誰も恨めないし、誰からも誉められない。
誰もが他人の人生に責任は持てない。だからこそ、自分の望む道を歩むべきなんだよ。