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20161129

支配者はいない

90年代の曲を聞いていたら、「支配者たちが〜」と歌詞が出てきた。
高度成長期からのバブル。それが弾けた辺りでも、ある程度人が動かせる社会だったのかもしれないなって思う。

実際今もそういう動きの役割もあると思うけれど、その経済ラインからは外れたお金の動きが大きいなって感じる。

二極化とか、貧富の格差とか言われているけれど、たぶん経済活動の流れの中で巨額の金額が動くビジネスも、比較的少人数で動かしている現状があるからだと原因をそこに感じる。

利益を分配しても得られる人たちは少ない。結果的に一人あたりの獲得も大きい。多数の人達から集まる売上が、少人数の人たちに入る流れはココがひとつだなって。

中間層が減るのもここ。

もちろんその理由はコンピューター。一人会社だって経営出来るし、デジタルコンテンツなら販売・DLまで管理ができる。

高度成長期には「宛名係」が居るくらい。きれいな文字が書けるだけで仕事があった。ワープロやPCでその人は必要なくなった。
経理ソフトがあれば、経理の人数を減らし、場合によっては他の業務と兼務できる。

どんどんと必要な人が少なくなる。

歯車と言われている時代の方が、もしかしたら良い時代だったかもしれない。
結構恐い時代に来ちゃったなって思う。

この先の未来にあるのは、ベーシックインカムかなって思う。経済を動かし、これだけの人口が生活を行う上で必要なサービスに、関わる人がどんどんと減っていく中では、仕事をして最低限の生活費を稼ぐという社会は崩壊しているんだと思う。

そろそろ世界的に次のフェーズ入ってるよね。

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