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20160805

個人が生み出したデータがどんどん増え続ける世界

iPhoneを使っているのだけど、写真のバックアップはGoogle フォトを使っている。wifi環境に入ると自動的にバックアップする設定。

とても便利だし、必要な写真はパソコン上からでもサイトをチェックすれば良い。どんどんとメモ的な写真もスクリーンショットも気楽に撮り続けている。

写真ならホーム画面から1ステップでアプリが起動し、ボタンをクリックすれば写真が撮影される。事実上2ステップで写真はどんどん増えてくる。
スクリーンショットもiPhoneの場合なら2つの物理ボタンを同時に押すだけ。こちらも簡単。

もうちょっとしたことで、どんどん画像データが増えてきている。

そのデータが自動でクラウドにアップされて、世界のどこかにあるサーバに蓄積されている。そのサーバはいくつかのバックアップもあり、複数のコピーとして保管される。

なんの気なしに「パシャッ」と撮った写真が、どこかの見たことも無いサーバを埋めているのだと感じた時に「なんだか不思議な世界」だなとつくづく思った。
そのサーバも僕の知らない人が設置して管理している。


電気の仕組みを知らなくても、部屋のスイッチをオンにすれば照明が灯る。それと同じように、自分の撮った写真が自動的に永久的に保管される時代になった。その仕組は多くのユーザーが知らない。

ツールが便利になればなるほど、どんどんとデータの増加は加速していくと思う。もしかすると、今後使うことの無いだろうデータは何の為に残るのだろうか。
HDDでもなんでも、サーバの物理的な素材は地球上の材料で出来ている。限られた資源が不思議なもので埋め尽くされている状況がちょっぴりSFだ。

写真画像は見れるけれど、データ自体は目に見えるものでは無い。そしてその目に見えない意味のある数列は物理的なサーバの中に保管されていく。

映画であれば、そのデータに人類は滅ぼされるストーリーになりそう。実際には分からない。

人類によって撮られた写真を全てつなぎ合わせたら、結構な人口エリアをカバーすることが出来る気がする。サーバにアクセスすれば、パズルのピースをつなぎ合わせる様に、リアルタイムに近い世界がどこにいても手に入るのかもしれない。

VRの技術がどんどんと一般化してきているけれど、この先にどんな未来があるのか。ワクワクもあり、ドキドキもあり。

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