どんな情報でも一方通行になるのはバランスが良くなくて、互いにメリットがあることが大切かなって思う。受け手側は何を得たいのか?受け取る情報の順序もあるかもしれない。
Youtubeの事情はどうなってるの?
Googleに聞けば、Youtubeの視聴はスマホ・タブレットが大半を占めるという。若手の層から普通のメディアとして浸透して来たからかな?今パソコン使えない若手って話も聞くし、この辺りは憶測でしかないけれど、学生時代の家での過ごし方ってゴロゴロしながら何かしてる事が多いイメージ。それにはスマホって都合よいデバイスなのかも。
なんでもできるしね。
気づけば検索結果にもテキスト情報と共に「動画」も出てくるし、何かを調べる上で動画まで確認することが増えてきたこと。自分の習慣ではあるのだけど、いつからこうなったかは良くわからない。
でも、YotubeやVimeoはチェックしている。PV、CM的な物から、How to系まで様々。
ちょっと前まで映像コンテンツは「30秒で簡潔に」みたいな話もあったけど、今や内容が重視されていてユーザーは長さについて重要視していない。
人気の動画に尺に関する共通点は無い。(ジャンルによっては30分〜60分みたいな番組も)それよりも情報を出すスピードだったり、内容が確信に触れている物だったりする。
また、解像度やリッチな編集もPVやMVみたいなコンテンツ以外は気にしない。スマホで見ても視認性が高い撮り方(小さい画面でも分かりやすく、見たいものに焦点を合わせているか否か)が重要とわかった。
だらだらとせず、一定のスピード感は必要だけれども、ユーザー側も適度に早送りしている感じはある。
動画って腰が重いよね。だから色々期待しちゃう。
発信側は「ユーザー(顧客)」と繋がりたいと期待するけれど、新規ユーザー側はもっとシンプルに欲しい情報から辿ってくる。検索や関連動画として、その動画にたどり着くことが多い。
やっぱり入口としては「求めてる情報」「興味ある情報」であって、その先に「企業」や「人(キャラクター)」に興味を持つ流れが自然だよね。
その流れを上手く作ってあげたら、動画活用した企業側のブランディングは期待出来ると思う。これ、特にプロに頼まなくても明るくキレイに取れるスマホを持っていれば、ノウハウは蓄積出来ると思う。
地方都市の中小企業向けに「Youtubeを活用しよう」って、映画監督が行脚して回っていたけれど、映像作品を作ろうとするとこの焦点ずれる可能性大なのだよね。
自己満足映像を見せられても、たぶん数秒で離脱する。企業のPVなんて最初から見ようと思って見に来る人は居ない。(あったとして、web上でバズった個性的な作品だ)
だから、Youtubeコンテンツを活用するなら「アナリティクスですよ」とGoogleが言うんだよ。
データから自分のコンテンツについて何を求められているのか?何を評価されているのか?それらが分かるヒントが隠れている。
他者からの見られ方がわかる経験に繋がる
自社のノウハウや自慢のポイントを、素人が演出を加えること無くアーカイブを蓄積することで、今社会が求めている物や強み武器が見える。
「これからはインターネットだ!」と十数年前に言っていた頃が懐かしいが、今こそ「これからは動画だ」って時代になってきたのかも。
ようやく動画コンテンツが一般ユーザーの日常になったのかもね
「いやいや、遅いっしょ?」って言われるかもしれないけど、それは制作側であって、リッチなネットに触れてきた人たちだからの意見。
情報に早く、新しいもの好きな人たちが消費してきた部分なのだと思う。パソコンもスマホも「使えれば良い」「可愛ければ良い」という人たちが、普通に動画を使いこなして消費するようになってきたのは、ようやくこれからって部分ある。
今はユーザーの生活に一般的に定着してきたと思う。だから、ここからどのように動画を使っていくか?そこに注目するのは正しいのだ。