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20160721

利益によって失われる安心感と信頼性。民泊にとっての優先順位。

なぜベルリンは断固「民泊」禁止に踏み切ったか〜全面解禁に向かう日本に"民泊先進国"は警鐘を鳴らしている
日本橋エリアはワンルーム程度と思われるマンションが建つと、「完売御礼」の看板がすぐに掲げられる。その裏にはこんな事情もあるのかな?

民泊前提でマンション全オーナーが投資しているなら良いのだけど、そこに普通に住もうとしている住人が居るとすれば、結構な割合でトラブルは出そう。
特にオーナーが外国人とすれば、なかなか連絡も取りにくく文化も異なる。そこに大きな壁が出来上がる。

民泊に可能性は感じているし、Air bnbを使用している人たちの感想は、その街に住んでいるからこそ、色んなローカル情報が得られる。という良いモノもある。ちょっとした観光大使としての役割も果たしている。

海外でも国内でも、ローカル情報はありがたい。ただそれはそこに住んでいるからこそあるもので、投資された物件ではそうしたメリットは薄く、ただホテルなどより安いというメリットしかない。

そういったことを目的とするユーザーが増えれば、やはり荒れてくるのも事実。貸し借りとクリーニングを代行する業者も増えてきている中で、ちょっと恐さも生まれるよね。

顔を合わせることで得られる安心感や、維持できる信頼性の高さがある。投資という利益の絡む部分が表向きになってくると、この土台が揺らいでしまう。

さて、オリンピックに向けて国内外で旅行者が増えるタイミングを迎えるにあたり、東京はどう進化して、どんな未来を迎えるのだろうか?

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